外壁塗装 時期
外壁塗装の時期など
住宅の壁の塗り替え時期は、一般的に10年を目安に行われています。
これは、使われている塗料の耐用年数が10年～15年のものが多い為です。
家を建てて10年たったら、そろそろ塗り替え検討の時期に来ていると言っても
いいでしょう。
壁の塗り替え時期について
自宅の壁が塗り替えの時期か、どうかを判断するのに良い方法は、
専門の業者に見てもらうのが一番ですが、
自分でもある程度のチェックができます。
塗り替え時期のチェックとして、
・色褪せ
・粉吹き（チョーキング）
・コケ、藻が発生している
・コーキング材のひび割れ
これらの項目をチェックする事で、塗り替え時期の判断ができます。
特に粉吹き（チョーキング）は外壁に触った時に、
指先に粉っぽい感触が有ったら、塗られている塗料が
劣化している可能性が高いのです。
壁の塗装がこのような状態になっていたら、
塗り替え時期に来ていると言っても良いでしょう。
塗料は紫外線などの影響で経年劣化を起こし、最終的には塗膜が無くなってしまい
塗料による保護機能を失ってしまいます。
粉吹きの状態を放置していると塗膜による保護機能が働かなくなる為、
外壁材にどんどんダメージが入っていくようになります。
そうなると最悪の場合は外壁材の張替えが必要になる場合も
あるようです。
一般的に外壁材は水分に弱いです。
塗料の塗膜は防水機能もかねているので、
無くなってしまうと防水機能も失われてしまうのです。
壁の塗り替えは、最悪の事態にならない為の塗り替えなんですね。
時期はあくまでも目安です。
外壁を長持ちさせるには必要な作業となりますので、
早めに検討しておくのが良いでしょう。
塗り替えに適した時期（季節）
春（3月～5月）
空気が乾燥しているので、塗料の乾きが早く作業に適している。
夏（6月～8月）
気温が高く塗料の乾きも早いが、この時期は天候に左右されやすい
秋（9月～11月）
空気が乾燥している為、塗料の乾きが早く気候も安定しているのでベストな季節
冬（12月～2月）
空気が乾燥しているので塗料の乾きが早い、穴場的な季節の為、作業希望日が取れやすい
季節ごとにまとめてみました。
作業依頼をする場合の参考にしてみて下さい。
壁の塗り替え作業の期間は平均で20日間と言われています。
思っているよりも長い期間に渡り作業がかかります。
その中で天候が安定しているってのは、結構重要な要素なのかもしれません。
その辺を考慮した塗り替え計画が、おすすめです！
また、塗り替え作業が決まったら、住宅密集地の方は
事前に近隣の方などにも話をしておいた方が良いでしょう。
思わぬトラブルを未然に防ぐ為にも、
ちょっとしたコミュニケーションが大切ですね。
